夕張市の来年度予算案、経常経費142項が「0」円へ・・

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070308-00000002-yom-pol

すごいことになっています。
328項目あった経常経費の内、142項目が0円と云うことはほぼ半分は予算ないって事ですね。
経常経費は、利益を得るために日常の活動で使われる経費なのでこれが0円ということは機能できないって事になるでしょうか。
夕張は財政破綻した後、方々のメディアで取り上げられたお陰で、逆に知名度が上がりました。その為、映画祭の件などに関しても外部から支援の手が差し伸べられました。
でも、夕張市財政破綻は後に続く市町村の破綻のさきがけの様なもので、今後他の都市での財政破綻が相次げばメディアで取り上げられることも少なくなるでしょう。ほとんど知らない間になくなっていく市町村、そういう現象がこれから起こってきます。
東洋町の様に、嫌煙されがちの施設を誘致する事で生きながらえる自治体も現れるでしょう。そういう施設誘致は自治体にとって一種の穴場なのだとも思います。ただ、住民の意見を無視して断行するのは論外ですが。
実際のところ、地域再生とか、立て直しの具体的なプランやマニュアルなんて存在しないんじゃなかろうか。成功例は在るでしょうが、それがそっくりそのまま他の地域に当てはまるとは限りません。歴史や風土、地域の気質に影響されるからです。
そう考えると、やっぱりそこに住んでる人がどうしたいのか、これがキーワードになるのでしょう。それを問う課程では、東洋町の様に町を二分する論争になるかもしれません。でも、そうやって出した結論なら文句もつけられないんじゃないでしょうか。
(その辺は自信ないですが)
しかし、自分の地元も同じ様な借金抱えてるので、他人事としてはどうしても見ていられない今日この頃です。