CO2排出東北が一位


参考
http://websearch.asahi.com/.cgi/websearch/websearch.pl

CO2の排出が国内で東北がトップのようです。
温暖化等によってCO2排出の問題が叫ばれていますが、東北はほぼ完全な車社会です。
今年は暖冬で雪がないですが、冬は完全に雪に閉ざされますので、車がないと生きていけません。
これが、西日本なら雪がない分交通もある程度は便利なのだと思います。
山間部の村では米一袋買いに行くだけでも車で40分以上移動しなければならない、そういった地域も希ではありません。
このような現状を考えると、地方が車社会という現状から脱出することは不可能です。
なので、東北が今後もCO2排出一位を突っ走ることはほぼ間違いないでしょう。
現時点での改善策に関してほとんど検討がつかないというところがこういった地方地域の現状です。
例え、中心街へ移住したとしても東京や仙台の様な地下鉄などの交通手段はありませんので結局車に頼らざる終えません。

また、記事の最後の家庭での取り組みとして下記のような内容が挙げられていました。

「節電よりも公共交通機関や自転車などを使い、車を控えることが一番という。」

地方での主な公共交通機関はバスがあげられますが、地方では採算を取ることが難しく、特にバブルの崩壊以降は路線の廃止が相次いでいます。
また、地方社会での高齢化も急加速度的に進行しており、町・市の人口の半数が高齢者という地方自治体も増えてきています。
当然、高齢者の方が自転車で長距離移動することは困難なので、こういったところでも中央都市と地方社会との意識の温度差が如実に表れていると云えるでしょう。