発掘あるある大辞典 「大豆」以外にも問題発覚

納豆ダイエットを紹介したことで捏造が発覚した「発掘あるある大辞典」で、またも問題が発覚した。
今度はレタスとみそ汁の効果を紹介した番組に疑いが持ち上がっている。

実験結果を書き換えたり、翻訳を書き換えたりなどなど、他にも問題は出てきそうだ。
しかし、今回の捏造は「納豆ダイエット」が社会現象を起こさなければ発覚しなかっただろう。
店頭で納豆が売り切れるなどの熱狂ぶりが各メディアで放送された事で、問題が発覚したと云える。
有名になるのも大変だ。

しかし、放送された内容を鵜呑みにしていると、とんでもない誤解を招く場合があると云うことを今回の問題は指摘しているだろう。マスコミ側のモラルに頼ってはいられない。
「そんなこと自明のことだ」と云ったところで今回のような社会現象が起こってる事は、自明のことでは無いかもしれない事の裏付けになってしまっている思う。
実際、大学教授などの話が番組の中で取り上げられる場合も、例えば1時間の取材を1〜2分に編集して放送している場合がある。
また番組製作に関しても、取材を行った人がテーマに関してどこまで理解しているのかなどが、その後の編集に大きく影響を及ぼしてくる。
こう云ったことを理解した上で、番組を見なくてはならないはずだ。

今回このような疑惑が浮上したと云うことは、多分今後も「発掘あるある大辞典」の捏造疑惑は増大すると思われる。