二次元キャラと結婚できる方法

「二次元キャラとの結婚を法的に認めて下さい」
Shomei – Cerrajeros de Seguridad



こんな署名活動を発見しました。

これが法的に認めるとキャラクターに人権が発生することになるのでしょうか。
創作作品つまり小説や、ゲームなどの中に登場するキャラクターには著作権は発生しますが、「人権」は存在しません。
ですから、例えば小説の中で人を殺してしまってもそれで逮捕されることはないわけです。(無論、現実に存在する人物を対象とした誹謗中傷は罪になりますが)
キャラクターに人権が存在しないからこそ、表現の規制や児童ポルノ法などの二次創作規制を免れてきたという一面があります。
もし、二次元キャラに人権が存在すればキャラクターの数だけ人が存在することになるわけです。つまり、帳面上だけ見れば日本はきっと世界一人口が多い国になることでしょう。(少子高齢化の問題も永続的に解決できますね)

ですが、二次元キャラと法的に結婚が認められるとなると話が違ってくるんじゃないだろうか。そう疑問に思うわけです。
法的に結婚が認められるということは、戸籍が作られるということです。
法律の専門家ではないので詳しいことはわからないですが、戸籍が発生すると言うことは諸々の権利も発生すると言うことになるんじゃないだろうか。
二次元キャラは納税することはできないので、それを一体誰が払うんだろうっていう疑問もあります。ですが、そうなると人権も発生するのではないかと思うわけです。
ということは、表現の規制がより一層強化される可能性も出てくるのかもしれません。
しかも、「法的に」という立場から見ると女性は16歳以下、男性は18歳以下のキャラクターとは当然結婚できないわけです。無論、同姓同士も無理です。姓は、キャラクター側の姓にすることができるのかな?

そういった具合に、きっといろんな問題があるんだろうと思います('A`)