「コドモのコドモ」が映画化されるらしい。

「小学5年で出産」教育上けしからん 映画ロケ地能代市ですったもんだ - ライブドアニュース

原作は「コドモのコドモ」という漫画ですね。以前、原作を読んだのですが「性的」な表現も皆無でむしろ「命」の問題と、現在の学校で働く現場職員の保護者とのコミュニケーションの葛藤などに鋭く斬り込んでいて非常に良い内容だったと思う。
確かに、小学6年生が「妊娠・出産」と云う話はテーマはインパクトがある。
タイトルだけを見て「こんなのは許せない」と眉唾を立てる方もいるのかもしれないが、内容はそういったものではなかったというのが私の感想だ。
昨年度の「14才の母」や今期のアニメ「こどものじかん」などと共に、現場でのコミュニケーションの齟齬等の問題を考える上では非常に良いテーマ性を持っていると思う。
最近は、実写化しなくても良い漫画・アニメなどが無駄に実写化されて批判を浴びることが多い。むしろ、こういったテーマ性の深いもの、メッセージ性の高いものは映画化は是非実現して欲しいと思う。
映画化に協力している市長さんなどには敬意を表したい。