焼き畑農業 山形県

今月は山形県尾の某所にて、私が山形に来てからいつもお世話になっている方の家で焼き畑のお手伝いに行って参りました。

焼き畑は、山形県内では今回訪問した所以外では殆ど行われていません。
戦後、食糧難を乗り切るために山形県内でも各所で盛んにおこなわれていた焼き畑ですが、今では全国内でも希少な農耕文化となっているのが現状です。

このほかには、温海カブで有名な山形県温海町で焼き畑が行われています。

焼き畑は、年度ごとに場所を巡回していきます。
一回目の焼き畑が行われた後、元の場所に戻ってくる周期は約5〜7年程です。(尾花沢の場合)

一年目は、カブや蕎麦、2年目は蕎麦などを植え、同じ場所で焼き畑を繰り返すことは控えられます。
これは、土地がやせ衰える事を防ぐためと云われています。

今回行われた焼き畑は、高所から徐々に下へ下へと焼成を行っていきます。
これは、低所からやると一気に炎が燃え広がる事を防ぐ為です。
焼成時間は約30分ほどです。
焼成を終えた後、翌日に種まきを行ったそうですが諸事情の為そちらは参加できませんでした。